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【8月第1回】国語|具体的な情報から“共通する仕組み”を読む読解トレーニング
国語読解トレーニング「8月第1回」を公開いたしました。
当塾では、国語の学習において、
文章を「読む」だけではなく、情報同士の関係を構造として整理する力
を育てることを重視しています。
4月から7月までは、情報整理・因果関係・対比・時間や条件による変化を、順に学んできました。
8月は、これまでに身につけた読み方を土台として、
複数の具体的な情報から、文章全体に共通する仕組みを見つけること
へと学習を進めます。
今週の課題とあわせて、塾生限定ページにて公開している音源トレーニングをご活用ください。
今週の課題(最重要)
▶ 音源トレーニングはこちら(塾生限定ページ)
https://educatio.biz/only-members/
■ 小学生
・該当範囲:P.40~P.41
・実施内容:問題演習+丸付け+直し
※最後の通塾時に確認を行います
(未完了の場合は未達成扱いとなります)
■ 中学生
・該当範囲:県立入試過去問(2年分)
・実施内容:問題演習+要約+根拠確認
※教材名はニュースページでは掲載しておりません
(塾生へ別途案内)
今回のテーマ
8月第1回のテーマは、
「具体的な情報から、共通する仕組みを捉えること」
です。
説明文では、複数の具体例や背景、比較などが、一見すると別々の情報として提示されることがあります。
それぞれの内容を理解するだけでは、文章全体を読んだことにはなりません。
重要なのは、
・なぜ、この具体例が置かれているのか
・背景となる情報は、何を説明しているのか
・比較には、どのような役割があるのか
・複数の情報は、最後にどのような結論へつながるのか
を整理することです。
今回のトレーニングでは、文章中の情報を役割ごとに分けながら、
具体例
↓
背景・理由
↓
比較
↓
共通する仕組み
という流れを捉え、文章全体を一文へ再構成します。
単に扱う文章を難しくするのではなく、文章に対して行う思考操作を、一段深めていきます。
音源トレーニングについて
当塾の国語指導は、単なる問題解説ではありません。
音源では、
・どの情報に注目するのか
・それぞれの情報には、どのような役割があるのか
・別々に見える内容を、どのようにつなげるのか
・文章全体を、どのように一文へまとめるのか
という「思考の流れ」そのものを言葉にしています。
今回も、設問の答えを確認するだけではなく、
複数の具体的な情報を整理し、その奥にある共通する仕組みを見つけること
を目的としています。
正しい取り組み方(重要)
① 問題を自力で解く
② 本文全体を一文で要約する
③ 音源を聞く(途中で止めて考える)
④ 最初に書いた要約を見直し、書き直す
※音源を聞くだけでは、十分なトレーニングにはなりません
大切なのは、音源を聞く前と聞いた後で、
「自分の読み方がどのように変わったか」
を確かめることです。
なぜ音源なのか
読解力は、
「解説を聞いた」
という経験だけでは身につきません。
重要なのは、別の文章を読んだときにも、同じ思考の流れを自分で再現できることです。
音源では、
・具体例を見つける
・原因と結果をつなぐ
・比較されている情報を整理する
・複数の情報を一つの結論へ統合する
という過程を、一つずつ確認します。
思考の過程を繰り返し追体験することで、文章を構造として読むための「型」を育てていきます。
8月の学習設計
これまでのトレーニングでは、
4月|情報を整理する
↓
5月|原因と結果をつなぐ
↓
6月|二つの情報を対比する
↓
7月|時間や条件による変化を捉える
という順序で、文章を読むための土台を整えてきました。
8月は、これらの力を組み合わせながら、
具体的な情報を、文章全体の結論へ統合すること
に取り組みます。
文章中の情報を一つずつ理解する段階から、
「なぜ、この情報がここに置かれているのか」
「この情報は、文章全体の中で何を説明しているのか」
まで考える段階へ進みます。
当塾の学習設計について
当塾では、
・教材
・課題設計
・思考トレーニング(音源)
を一体化させた学習設計を行っています。
単に問題を解き、正解することだけを目的とはしていません。
文章中の情報を役割ごとに整理し、
「なぜ、この結論になるのか」
を自分の言葉で説明できる状態を目指します。
こうして身につけた構造認識は、国語だけではなく、算数・数学・理科・社会・英語を学ぶ際の土台にもなります。
外部の方へ
設問には答えられても、
・具体例と結論の関係が分からない
・文章の途中で話題を見失ってしまう
・比較が何のために置かれているのか分からない
・文章全体を一文でまとめられない
というケースは少なくありません。
その背景には、
一つひとつの情報を理解すること
と
複数の情報を一つの構造へまとめること
が、別の思考操作であるという点があります。
読解力とは、文章に書かれている言葉を追う力だけではありません。
複数の情報から共通する関係を見つけ、文章全体の意味を再構成する力
でもあります。
Educatioでは、学年に応じて文章量を増やすだけではなく、文章に対して行う思考操作を段階的に設計しています。
詳しい指導方針・学習設計はこちら
国語学習を体系的に理解したい方へ
当塾では、国語学習を、
「センス」
ではなく、
「構造として再現可能な技術」
として体系化しています。
その全体像につきましては、国語設計シリーズの目次記事にまとめております。
ぜひ、あわせてご覧ください。
国語設計シリーズ
― 読解力は「構造」で伸ばす ―
国語シリーズ目次記事:URL
読解力は、すべての教科の土台であり、学年や受験区分を問わず必要となる力です。