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無学年制という学習設計──学年ではなく理解度で進む学習構造

なぜ同じ学年なのに、学力差は大きく広がるのでしょうか。

多くの学校や塾では、
学年ごとに学習内容が決まっています。

小学5年生は小学5年生の内容。
中学2年生は中学2年生の内容。

しかし実際には、
理解の速度には大きな個人差があります。

ある生徒はすぐ理解し、
ある生徒は時間をかけて理解します。

それにもかかわらず、
同じ速度で学習を進めるのが学年制です。

この構造では

・理解していても進めない
・理解していなくても次へ進む

という状況が生まれます。

そこでEducatioでは、
学年ではなく理解度を基準に進む無学年制を採用しています。

無学年制とは

無学年制とは、

学年ではなく理解度を基準に学習を進める仕組みです。

理解が進めば次の単元へ進み、
未定着であれば戻って固めます。

つまり、

学習の速度を学年で固定しない学習構造

です。

生徒ごとに異なる理解の速度に合わせて、
最も適した進度で学習を進めることができます。

学年制では学力差が広がりやすい理由

学年制では、
すべての生徒が同じ進度で授業を受けます。

しかし理解の速度は生徒によって異なります。

そのため

理解が早い生徒
→ 待つ時間が増える

理解に時間が必要な生徒
→ 十分に理解できないまま進む

という状況が起こります。

この状態が続くと、

・学習効率が下がる
・理解が浅くなる
・長期的な学力差が広がる

という問題が生まれます。

無学年制は、
この問題を解決するための学習構造です。

無学年制と先取り学習の違い

無学年制は、
単なる先取り学習ではありません。

先取り学習は、

早く進むこと

が目的になりやすい学習です。

一方、無学年制は

理解を基準に進む学習構造

です。

理解が進めば先へ進み、
理解が必要であれば戻って固める。

その結果として、
学習が前に進むことがあります。

つまり

速さを目的にした学習ではなく、
理解を基準にした学習構造です。

Educatioの無学年制

実際の学習例

無学年制の環境では、
学習は学年に縛られません。

例えば、

小学生の段階で
中学数学を学習する生徒もいます。

さらに、

小学生のうちに
高校数学や高校英語に進む生徒もいます。

これは特別な才能によるものではなく、
理解が進んだ結果として自然に起きることです。

重要なのは、

早く進むことではありません。

理解が安定していれば、
学習は自然に前へ進みます。

無学年制では、
その流れを止める必要がありません。

Educatioでは、

小学生から大学受験までを
一つの学習構造として設計しています。

小学生段階では、
基礎を安定させながら学習を進めます。

そのうえで、

中学内容へ接続し、
高校内容へ進んでいきます。

目安としては、

高1で高校範囲を修了し、
高2で難関大学水準の学力を完成させます。

そして高3では、

志望校に特化した演習

に集中します。

これは単なる先取りではなく、

学習の完成時期を前倒しする設計

です。

大学受験は、
受験学年だけで完成するものではありません。

長期の設計の中で、
少しずつ積み上げていく必要があります。

無学年制とは、
学年を追い越す仕組みではなく、
理解の進み方を止めない仕組みです。

無学年制のメリット

無学年制には、次のような利点があります。

・理解が早い生徒は学習を加速できる
・理解が必要な単元は時間をかけて固められる
・学習の停滞が起こりにくい

その結果、
長期的な学力の積み上げが可能になります。

無学年制はどのような生徒に向いているのか

無学年制は、
すべての生徒に同じ形で適するわけではありません。

特に次のような生徒には、
この学習構造が合いやすいと考えています。

・理解が早く、学習を前に進めたい生徒
・自分のペースで学習を進めたい生徒
・長期的に大学受験を見据えて学習したい生徒

一方で、

短期間で結果を求める学習とは
相性が良いとは言えません。

無学年制は、

時間をかけて積み上げる学習構造

だからです。

学校の授業との関係

無学年制という話をすると、

「学校の授業とずれませんか?」

という質問をいただくことがあります。

Educatioでは、
先取り学習を前提にしています。

そのため、学校の授業は

復習として機能することが多くなります。

すでに理解している内容を
もう一度確認する時間になるため、

学習の定着にもつながります。

無学年制は「学習構造」です

Educatioでは、

学習を単なる授業としてではなく、
構造として設計しています。

無学年制は、
その中心となる学習構造です。

学年ではなく理解度で進むことで、

生徒それぞれの成長速度に合わせた
学習が可能になります。

最後に

教育は、
短期間で完成するものではありません。

理解の順序と到達時期を設計し、
長い時間の中で積み上げていく必要があります。

Educatioでは、
無学年制という学習構造を通して、

生徒一人ひとりの理解の速度に合わせた
学習設計を行っています。

学習は、

速度ではなく、
設計によって大きく変わります。

まとめ

無学年制とは、

学年ではなく理解度を基準に進む学習構造です。

理解の速度には個人差があります。

その違いを前提として学習を設計することで、
長期的な学力の積み上げが可能になります。

Educatioでは、
小学生から大学受験までを

一つの学習構造

として設計しています。

無学年制は、
その中心となる学習の仕組みです。